誰もが重要

クワイヤクラスが地元のイベントに出演しました。

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リハなしぶっつけ本番で、ヒヤヒヤしましたが、子どもたちはトラブルにもめげず、しっかり対応できました。

 

それは前日夜のこと。

 

ある曲で4名の子が鍵盤ハーモニカを弾く演出がありました。いつものように、特に段取りも決めずにいたところ、中学生が鍵盤ハーモニカを持って帰っているのを見たAちゃん(小6)が、「あれっ?Yちゃん(小6)、鍵盤ハーモニカ持って行ったかなぁ・・・?機材庫、見て来た方がいいのかなぁ・・・」と気づきました。

すると、いつものように鍵盤ハーモニカを機材庫に仕舞ってあるのを見つけました。

 

それで、AちゃんはYちゃんの鍵盤ハーモニカと、念のため、予備として、出演しないMちゃんの鍵盤ハーモニカも持って帰ることにしました。

 

Aちゃんは鍵盤ハーモニカを弾きません。Hちゃんのお母さんに「Yちゃんのお母さんに、わたしが持ってるってメールしてください」とお願いもしました。

わたしは、追加で「怒ったらだめだよby佳織先生、っていうのも送っておいて!」と頼みました。

 

当日、わたしが気付いた時には「すっかり忘れてた!」というYちゃんに、ちゃんと鍵盤ハーモニカが渡っていました。

出演が終わると、予備のMちゃんの鍵盤ハーモニカは「次に会う時に持っていきます」と、またAちゃんが持って帰りました。

 

鍵盤ハーモニカを弾くパートは、一般に言ったら花形というか、目立つパートかもしれません。でも、子どもたちが見ているのは、「誰がどうか」ということではなく、「最終形が何か」ということです。全員が当事者として、そこに向かって何が必要か考えているから、誰かのせいにもならず、誰かの抜けも誰かがフォローして何とかします。

 

今回は、秋に入った園児たちが初めての出演でした。その子たちにどんなフォローが必要かも自分たちで考え、臨機応変に行動しました。その姿を見ているので、園児たちも安心して出演することができます。「ひとりじゃない」ということが分かるからではないかと思います。