大人と子どもの線引き(16)

皆さんに知っておいて
欲しいことは

子どもの「言葉」
というのは
その子のボキャブラリーの
範囲で

一番使いよいものを
選んだだけであって
的確に真実を表現するためのものではない

ということです

大人でも
自分の気持ちや状況を
的確に言葉にして
正確に相手に理解してもらうのはとても難しいと思いませんか?

子どもが何か言ったとき
耳や脳で聞くのではなく

心で聞く

ってことを
ぜひ知っておいてください

本当に訴えたいことは
何なのか

言葉の奥に隠れている
気持ちを理解してあげます

ご相談の子は
もしかしたら
お母さんの気を引きたかったのかも
甘えたかったのかも

そんなとき、
実際に捜査してしまって
真実を追究することは
子どもを追いつめることがあります

嘘だったり
話を盛ったり
しているかも

そのことを追求されたら
さらに嘘を重ねたり
言いたくもないことを
言ったり

ただ甘えたかっただけなのに違う解決法をされたり・・・

 

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心で聞いてあげたとき

言葉が真実と違っても
「嘘をついてはいけません」と
追求するのではなく

「それが
今の気持ちを表すのに
最適な表現だったのだ」と
思ってあげるといいと思います

ここで大切なのは
警察官の前で
真実を証言することではなく

今、自分がどんな気持ちで
何をして欲しいか

伝える

ということです

そうしたら
「伝わったよ」と
返してあげることが
大切ですね

それから、
ついつい大人は
弱音を吐く会話が
始まったら

その会話の最後には
解決策を与えて
気分がスッキリして

「そうだね!元気が出た。
がんばる!」と
終えたい気持ちがあるんですね

だけど、
大人だって
モヤモヤした気持ちを
自分のペースで
時間が解決することもありませんか?

アドバイスしたり
事実を追求したり
するのではなく

「そうなの」と
受け止めて
そのまま終えたら

あとは自分の体験として
そっとして
成長を信じて待つと

次に同じことが起きたとき
自信がついて
乗り越えられるように
なっているかもしれません

 

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9/4の
おたよりに戻ると

発達に凸凹がある子は
「行きたくない」と
言い出したときに
学校で
人に理解してもらえてない
ストレスがある可能性があります

「行く・行かない」に
囚われず
本人にしか理解できていない
ストレスを発見してあげることが
大切かと思います

味覚障害
聴覚障害
触覚障害など

予想以上のストレスを
抱えている可能性があります

そして
みんなも同じように
感じていると思って
自分だけが苦しい
ということを
知らない可能性があります

何を伝えたいのか
よく観察することが
大切だと思います

高校生は、
状況によりますが
口癖のように
「つまんねー」
「行きたくない」
と、ただ言いたいだけ
ということもあります

わたしの経験では
高校生は半分
大人なので、

「ふぅん」と
聞き流してあげれば
良いと思いますけどね〜

時間をかければ
乗り越えられることを

親が動き過ぎちゃって
中退という道へ
急ぎ過ぎてしまう
ケースも
あるように思います

しばらく
味わうのも大事じゃないかな