大人と子どもの線引き(14)

子どものケンカや
意見の違いに
大人が加わらないでください

先日、
子ども同士の
意見の食い違いに

親同士も
巻き込まれ、

そのことで
子どもが心を痛めて
学校へ行き渋りしている

というご相談を受けました

こういうやり取りは
相手の言い分が
どんなに変なものであろうと

相手の態度が
どんなに非常識であろうと

「正しい方はどちらか」

で決着をつけようとするとどんどん深みにはまってしまいます

わたしの答えは

「場合によっては

謝るとか
嫌われるとか
陰口叩かれるとか

不本意な方法だとしても

一刻も早く降りて」

ということでした

子どものケンカに
親が入らない理由は2つです

ひとつめ

子どもは
自分が傷つく以上に
親が傷つく姿を見るのが苦痛なのです

自分がきっかけで
特に母親にストレスが
かかっているのは
子どもにとって
とても苦しいことです

この件の子どもが
行き渋りをしたのは
いさかいがイヤだからではなく

お母さんの
ストレスの原因が
自分が行かないことで
無くなると思ったからじゃないかと思います

 

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ふたつめ

親が入っていると
子どもは
常に正しい姿でケンカしないといけなくなります

「ばかー!
アンタなんか
大っ嫌い!
もう絶交!!
口きかないからねっ!!」

小学生のとき、
こんなケンカを
一度もしたことがない方はいらっしゃいますか?

そして、
泣いたり
陰口叩いたり
仲間はずれにしたり

いろいろしたあと

仲直りして
何事もなかったように
今でも連絡取る友だちがいませんか?

もしかしたら
あまりの盛り上がりに
つねったり
男の子だったら
叩いたり蹴ったりも
あるかもしれませんね

このような行為を
「してもいい」
と言っているのではありません

するかしないか

したとして

あとから
バツの悪い思いを
抱えて後悔するという

経験をするのかしないのか

それは
子どもの自由だということです

あとから
自分で後悔したり
反省したり
謝罪したり

もう二度とやらない
と自分に誓ったり

親が介入していると
そういう時間を
奪ってしまいます

2〜3日ですら
与えてもらえない
裁判官がじっと
見ているわけですから

 

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Facebookでは
ご紹介しましたが

NHK地球ドラマチック
5歳児のヒミツ
4歳児のヒミツ

http://www4.nhk.or.jp/dramatic/

予想以上に面白かったです

同じ年齢の子を集め
課題を与えたり
自由に遊ばせたりしながら

その様子を専門家が
モニターして
解説するという
ドキュメンタリーです

ケンカしたり
意地悪したり

そうかと思うと

自然に沸き上がる
思いやりを
表すこともあります

専門家の意見は
とっても参考になります

特に
ケンカや仲間はずれ
乱暴な振る舞い
わがままなど

一見、
負の状態が
なぜ起こっているのか
子どもたちが
そこから何を学ぶか

手を出し過ぎず
見守る様子は
「それでいいんだ」と
思えます

再放送もあるようなので
ぜひ見てみてください

明日は
おたよりのご紹介です