大人と子どもの線引き(7)

ところで
タムくんは勝手な屁理屈を言って
バーン!と親にぶつかってきていますから

こちらもバーン!と跳ね返しても大丈夫なくらい
骨のある子ですが

ほんもののSOSは
絶対に見逃さないようにしないといけませんよね

これはもう、0才から
マニュアル育児や他の子と比べるのではなく

観察して観察して
「うちの子、どんな子?」って
毎日毎日見つめ続けるしかないです

毎日観察して
「なんか変だ!」という
親の直感を磨くのがいちばんの解決法だと思います

ボキャブラリーの貧困な子どもに聞いて
言葉で判断するのは危険だからです

精神力の強い子ほど
限界を超えても自覚しない子がいます

そういうときは
わたしは
西洋医学では何も出ないだろうと

脈診ができる針灸師さんに診てもらいました

気持ちは大丈夫でも
体がSOSを出しているときは

親の勝手な判断で
学校には
「頭痛」などと言って休ませ、

体力をつけたらたいがいの問題は本人が解決して帰ってくると信じて

学校へ送り出しました

最長で2週間かかったこともありました

 

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さて、「学校に行かないなら出て行け」を使うには

「出て行け!」と言ったって本当には出て行かないし

親子関係が破綻しないような

揺るぎない信頼関係を築いておくことが絶対条件になります

その厳しい言葉の中に

本物の愛情を感じられるように

魂を込めて言える自信も必要です

その土台作りとして
大人と子どもの線引きをしておくことがとても大切なんです

まず、
大前提として皆さんにお伝えしたいことは

この社会は大人のものである

ということです

社会というのは
集団で生きざるを得ない生き物が、生きる手段として作ったもので

そこには数々のルールが必須です

そして、子どもはそのルールを守るには未熟でまだ無理と認定されているので

20才までは未成年として大人の保護下または監視下に置かれています

だから
まだ社会の一員として認められていない子どもは

本来
親の管理なしに参加する資格はないんですね

そういう大前提を元に
子育てを考えた方が
ずっとうまくいくことが増えます

 

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現代日本は
子どもが参加しやすい社会になっていますよね

キッズルームのある美容院や

遊び場のあるカフェ

子どもメニューが充実したレストランなど

それは
子どもが社会に参加するのが
ウェルカムだということではなく

商売だからです!!

子育て支援センター
テーマパークも

お金が動いていないところは
ないですよね

親が経済活動に参加するという目的なしに
子どもを優遇することはないと思うんです

一歩、家庭の外に出たら
親の姿勢として

「あなたはまだ子どもだから
社会に善意でお邪魔させていただいているだけだ」

と教えてなくてはいけないんですね

子どもにとって
「大人優先」というのは
理不尽以外のなにものでもありません

理屈抜きに教える必要があります

社会性が芽生えるのは
4才くらいと言われていますから
それまでには

問答無用に
「大人優先社会」を
教える必要があるのですが

さて、
どんな方法があると思いますか?

くだらないことでも良いと思います
イデアを出し合ってみませんか?