タムくんとケンカ 皆さんのご意見ご紹介

タムくんとケンカに寄せられた、皆さんのご意見を掲載します。
どれも、架空のタムくんのことを、我が子のように考えてくださったもので、胸がいっぱいになりました。

お母さんは中学生の頃、学校に行くのが面倒でズル休みしたり、サボって周囲の人にたくさん迷惑かけてしまったことがあるの。

そんなお母さんの面倒という理由だけじゃなくて、将来のことや、勉強もサッカーも友達のこともちゃんと考えて、学校をやめたいっていう選択は必要なことを積極的にやりたいっていう良いことだと思う。

ただね、学校をやめたいっていうことはあなたにとっての学校が、あなたのこれからの人生に不要だと言う選択で、今すぐ決断しなくても良いことじゃないかなってお母さんは思うよ。

今は無駄だなって思う時間が、あとで気づいたら自分の大切な一部になってたりするのね。

だから、あなたの中で要らなくなってしまった学校っていう存在をもうちょっと頑張って過ごしてみたらどうかな?

区切りとして小学校卒業まで様子みて、学校で過ごした6年間が自分にとってどんな時間だったか考えてみて。

考えたときに中学行かず、他のことしたいって言うなら、また話しよう。

 

そうなの?

 

タム君は平気かもしれないけど、今まで一緒だった先生やクラスのお友達は寂しいと思うな。

タム君と一緒に勉強したりスポーツしたり、休み時間にお話したいんじゃないかな。

 

小学校で勉強すること、経験する事は、タムくんの人生のピラミッドの土台となっていくんだよ。
小学校では子供達が幅広くまんべんなく色んなことに触れられるように、学習、運動、行事など、プログラミングされてるんだよ。
そして、その中には沢山の可能性の種が落ちてるんだ。タムくんの視野がぐんと広がるよ。もしかしたら、今タムくんが興味のあるプログラミングや英語よりもっともっと興味のある種が見つかるかもしれないよ(^^)

お友達もそう。サッカーのお友達は男の子が多いよね。サッカーの好きな子が多いよね。もちろん一人一人違うけど、共通点も多いと思う。
小学校に行ったら、男の子女の子、運動が好きな子、音楽が好きな子、絵を描くのが好きな子、色んな子がいて、タムくんはどの子とも触れ合えて、多くの刺激を与えられるよ。

どう?小学校も魅力的じゃない?

 

うんうん。そうなの〜。

自分の将来のことも、自分できちんと考えられるようになったんだね。すごいよ。

学校を勉強する場所って考えると、確かに他でもできるし、もっと役に立ちそうな勉強ができるかもしれないね。

お母さんは、学校は国語や算数みたいな勉強だけじゃなくて、タム君が大きくなってから生きる力をつけるための勉強の場所だと思うんだ。
そういう授業があるわけじゃないし、先生もそう教えてくれるわけじゃないよ。

例えば、運動会あるじゃない?その日だけで運動会ってできる?

できないよね。踊りの練習を1ヶ月も前から始めるし、リレー選手は2週間も朝練するし、5年生は係の仕事をして運動会の進行も助けたりする準備もするよね。

大勢で何かを成し遂げるために、どうやって人と協力するか。自分が考えて行動するか。これはすごく大切なことで、この力が身につけられたらほとんどの問題はどうにかなるんじゃないかな。
学校では知らないうちに、そんな力も勉強しているんだよ。

上手くいかなくて落ち込んだり、言い合いになったりすることもあるかもしれない。それを話したり励まし合ったりする仲間もできるかもしれない。
そんないろいろことを乗り越えて、精一杯やった運動会ってどんな気持ちかな?

タム君が学校が楽しいなら、きっといい仲間ができるんじゃないかな。ママも小学校の時の友達と30年経っても付き合いがあるよ。これから、家族には言いにくい話ができたりしても相談し合えるし、ヘンな話お父さんお母さんが死んじゃった後も、タム君をわかってくれる一生の宝物になるかもしれないよね。

こういういろんな力をつけるのが学校なんだと考えると、タム君の将来には必要な場所だと思うよ。
タム君も、もう一回考えてみて欲しいな

 

まあ、行っときなさい。学校に行きながらできることを自分で考えてやって、高校進学を考えるときにまだ学歴がいらないと思ってたらそのとき話を聞くよ。

 

そうか、ユーチューバーになりたいんだね

なりたいものがあるのは素敵なことだ!
たしかに、ユーチューバーには学歴はいらない。
英会話ができれば、海外にも発信できるし、プログラミングを知っていると、自分で映像やサイトを編集できるかもね。

じゃあ、ユーチューバーに必要なものって、それだけかな?
ヒカキンが、どうして世界中の人を笑顔にできているかは、わかるかな?

英会話ができるから?プログラミングができるから?


番組を面白くするための構成力、見続けてもらえる話術、コメントを次の投稿に活かす謙虚さ。
数えたらきりがないくらい、ユーチューバーは、要は自分を商品にする力があると思うんだよね。

それは、どこで学んで身につければいいのかな?

 

そうだね

図書館でも勉強できるし英語やプログラミングもいいね

でも学校でみんなで勉強するともっと楽しいよ

それに給食や体育もあるし楽しいよ

 

 

タムくんとケンカを通して、皆さんがお考えになったことを、その後もご意見としてたくさんいただきました。

 

タムくんの言い分も分かります。

自分自身もなんでこんなこと勉強するんだろうって思うことがあったので

でも大人になってみるといろいろな経験をすることやいろいろな人と関わることは大きくなってからの力になると思います。たくさんの体験や経験の中で好きなものを見つけて欲しいし色々な人と関わることで人から学んだり人との付き合い方を学んで言って欲しいと思います。

 

タムくんが我が子だったら、もし自分がタムくんだったらとずっと考えていました。
タムくんは学校で嫌なことがあったのかも?
苦手な教科で先生に当てられるのが嫌なのかも?
お母さんにかまってほしいのかも?

もしそうなら、学校に行きたくないと言われたらとことんタムくんと過ごそうと思います。
「よし!お母さんとパフェ食べに行こう!」と出かけて
「何かあったの?」とタムくんの気持ちを聞きたいです。
私自身、学校に行きたくない時があったから、その時の気持ちとかを話したい。お母さんもそうだったよって言ってあげたいです。みんなそうと伝えたい。
「行きなさい」と言われるのはプレッシャーになるかもしれないからタムくんが自分から行くというまでは気長に待ちたいです。

働き始めて、育児と仕事の両立となると余裕がなくなってしまうかもしれないけど…それが子どもからの訴えかもしれないから、それに気づいて、子どもと向き合う余裕母ちゃんになりたいです!

 

「学校行くのやめたい」について…

学校に行く意味って
意義って…と考えて
ました。

私は学校に行く意味は
知識を得るよりも
社会勉強と思っている
ほうです

確かにいろいろな
選択がある最近の
世の中、学校以外に
実学を身に付けられる
場や他の学校に準ずる
場所は、いくらでもあるでしょう。
そして、それを選べる環境や選択肢が私たちが学生の頃よりずっとあります。
だからこそ、学校へ
行く意義もあるのでは…
というのは、学校には
いろいろな子がいますよね。
得意な事も苦手な事もそれぞれちがう、性格も元気な子や大人しい子、経済的な環境や家庭環境も違う…そんな
ある意味、個性的な子ども達が一同に会するのが学校なんだと。

日本の教育は遅れている、当たっていると
思います。でも、それはほんの一面です。

私が思うのは、日本の子ども達は恵まれているということです。

学校へ行くことが用意されている。
個性的な子ども達が集まる学校は、社会だと
私は考えています。
一歩外に出れば、世の中に出れば…本当にいろいろな人がいます。
社会に出る前の社会勉強ができる場所が学校かなと思っています。
もちろん、学校以外にも習い事や他の場所で
そのような体験ができないわけではありませんが…すでに「学校」という場が用意されている恵み、それが伝わったら…うれしいな。

 

タムくんへの返事に込めた思いとして、まず、この小学校に行くか行かないかというテーマに対してのママの考えを伝えることを大事にしました。「そうなの。」とは言えても、「そうだね。」とは言えない内容だとも思いました。もし本人の意志をできるだけ尊重したい内容の主張なら、できる限り尊重したいものですが、今回はママにも思いがあるのよ、とはっきり伝える姿勢です。
理屈で言えば、小学校に行くことは、権利ではあるけれど子供の義務というわけではないかもしれません。でも、私自身、社会の縮図ともいえる学校で生活することは、生きていく上で必要と考えます。もちろん、病的なまで苦しんで行けないと訴える子供に対しては別問題ですが、そういう子供でさえ、別の形でまた学校または集団生活を経験すべきと思います。タムくんは、自分の考えとして、行かない選択をしたいわけですが、人間は人の中で育ちあうという教え、それは家庭でできるものではありません。十分な言葉でタムくんに伝えられないのですが、せめて、いつもの話とは違う、これはママもはっきり言うわ!という強めのメッセージです。
生きていく上では、理屈ではない様なことも沢山あります。
そういうものならば仕方ないか…
という諦めのような気持ちで通学することになってしまうのかもしれませんが、諦めるということも、生きていく上でとても大切と思うのです。諦め…というと後向きな言葉かもしれませんが、前向きな諦めも必要です。何か良い言葉があればそれをタムくんに伝えるのですが、見つからないので、諦めなさいとまでは言わないですが、それでも、ママは行って欲しいの!という思いを込めて伝えたいです

 

いろんな場面で、子育てについて、お母さんやお父さんとお話をする機会があります。

みんな暗中模索のように感じます。

けれど、心の中では、何かあったらこんなにも「自分の意見」が溢れ出すのだということがよく分かり、それをそのまんま、自信を持って育児にぶつけていって、「違ったら方向転換」 を繰り返すだけで、日本の育児は安泰だ!って思いました。

まずは、「自分で考える」「自分で行動する」、それが本当に大切で、子どもにはその気迫というか責任の重さ、大事に思われていることが絶対に伝わります。