0才のはなし(11)

最後に0才児についてもうひとつ

これは
自分でもどこで聞いたか出所が不明な話です

タモリさんがテレビで言っていたような?

それはこんな話です

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偽札を見破る職人は
どうやって技術を身につけるかというと

あらゆる偽札の手口をストックするのではなく

来る日も来る日もひたすら本物を触って見る

すると、あるとき
偽札が混じっていると
一発で分かる
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誰か聞いたことある人いますか?

真偽のほども定かではありませんが

0才児ってそれに似たところがあると思うんです

0才だから何も分からないだろうと
どうでもいいものを与えていると
それに慣れてしまう

0才だからこそ真っ白な感覚に

質の良いものや
本物を見せたり
聞かせたり
触らせたり
食べさせたり

すると、
質の良いものを嗅ぎ取り見分ける力を持つのではないか

親も
最初は分からなくても、見続けているうちに

目や耳が肥え
本当の価値に対する金銭感覚も養われてくるのではないか
と思います

 

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今月は、0才児について書きました

わたしの言いたいことは

(1)0才児にも特徴や能力があること

脳科学の分野では大人よりすごいことも)

(2)0才からひとりの人間として尊重を始めること

です

わたしは食と絵本をコアにしました

それ「だけ」ということはもちろんありませんが
「これは大事にするぞ」というものがあると

右往左往にも重心が生まれると思うのですね

「これをコアに育てると良い」という正解を見つけるためではなく

何か自分なりの指針を据えて育児を見つめてみる

すると
いろんなことが分かってきます

自分はブレやすいとか

睡眠不足が続くとテンパってしまい指針を忘れてしまうとか

テレビや雑誌の影響を受けやすいとか

何が得意で何が苦手なのかとか

それを知るだけでも
知らないでバタバタするのとずいぶん違います

自分で考え
自分で行動を起こしてみると
あちこちに味方の知り合いができて
助けてくれます

自分なりの指針があれば
その方向へ導いてもらえます

 

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0才児でも尊重する

と書きましたが
言葉ではフムフムと思っても
なかなか難しいはずです

なぜなら
わたしたち日本人って
あまり「他人を尊重する」って体験していないからです

単一民族、単一文化の時代が長かったからです

けれど
子育て界では「尊重するのが良いこと」とさかんに言われた結果、

こういう保護者が増えているように思います

◯子どもに振り回される
◯子どもになめられている
◯なんでも子どもに聞く
◯コロコロ言うことが変わる
◯外部への要求が多い
◯子どもの相手でぐったり
◯子どもが言うことをきかない
◯子どもが親に暴力をふるう(2才くらいで)

「しつけがなってない」と
ひとことで片付けることはできません

なぜなら
とても教育熱心で子育てについて一生懸命考えている方も多いからです

尊重することと
言いなりになることは違います

来月は

[大人と子どもの線引き]

についてお話します

あなたはどう考えていますか?
気をつけていることはありますか?