0才のはなし(5)

皆さんが自分はどうかと考えることは
正解を出すよりずっと尊いと思います

🌸さて第1問の答えです

そのときは、咄嗟に頭に浮かんだので、深く考える余裕もありませんでしたが

今、解説するとすれば

今まではこの子の生命を
すべてわたしがコントロールできた

でも
これからは
この子は自分の意志で
死を選ぶこともできる

とても難しい道が
いよいよスタートしてしまった

人格の一歩が
ついに始まってしまった

心してかからねば

という覚悟のような思いだったように思います

その先は
慣れないオムツ替えやお風呂、授乳に
あたふたと毎日あっという間に過ぎていきました

ひとつ覚えていることは
よく育児雑誌などで見かける

「寝てくれない」
「飲んでくれない」

ということばに対する違和感です

寝る

とか

飲む

とか

ものすごく主体的なことで
「くれない」ってなんだか変な気がしたんですね

赤ちゃんは

眠いから寝る
お腹空いたから飲む

わたしの「ために」
飲もうとか
寝ようとか
思ってないよなぁ、と

 

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🌻次に第2問です

おさなごを発見せよ

おさなごを発見せよ―羽仁もと子選集

おさなごを発見せよ―羽仁もと子選集

 

皆さんの予想はこち


🌻自分の中にある核みたいなもの。結局自分自身が一番大切だったり、可愛かったりする。

🌻おさなごが持つ謙遜さ、素直さ、飾ることのない姿を見つけるという意味だと思いました。
子どもは感じたままに表現するからそれを受け止めてということなのかなと思いました。

🌻自分の中に残っている 子供の時の柔らかい自分を思い出そう。

🌻どうだろ。
自分ではない人間なのだから、切り離して考えよ、的な?君はこういう性格なんだね、と、知らない大人に出会った時のように、認識する、という意味でしょうか。

わたしが初めに思ったのは
「発見?神隠し?」
でしたから(笑)
皆さん、すばらしいです

明日は、少し長くなりますが、意味の書かれている部分を引用します

 

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”おさなごを発見せよ"
意味の書かれている部分を引用します。

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おさなごを新たに発見するとはどういうことであるか。

いいかえれば、おさなごはみずから生きる力をあたえられているもので、しかもその力は親々の助けやあらゆる周囲の力にまさる強力なものだということを、たしかに知ることです。

のみならず、そうしてその強い力が、われわれに何を要求しているかを知ることです。

人は赤ん坊のときから、その生きる力はそれ自身のなかにあります。

中略

それはただ、子供自身がその生命のなかに、自分の生命をまもり育てるために、なくてならない強い賢い力をさずかっているものであることを確信して、赤ん坊の泣き方にも幼児のまわらぬ口にそのおさない思いを語るときにも、それらによって、ほんとうに彼を知ることが第一です。

あらゆる教育の工夫はみなそこから出てきます。

われわれの幼児の教育も養育も、この趣意によって一環されていることを忘れないようにしましょう。